06 世伝石塔 宝塔
世伝石塔
せいでんせきとう
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石造宝塔は、平安時代後期の遺品を初見とする由緒正しい石塔です。
通常は下から方形の基礎、円柱形の塔身、方形で四注状の屋根、相輪で構成されています。

本石塔は、鎌倉時代中期の作とされる京都の安養寺宝塔をお手本に制作しました。
基礎は欠損しているため、各地の古式塔を参考に制作しました。基礎側面は近江の松尾寺九重層塔を参考に、左右の輪郭と格狭間との間に広い空間を残し、その空間三面に近江式装飾文様の寶瓶三茎蓮華、一面に寶瓶二茎蓮華を陽刻しました。
塔身は肩部に最大径を持たせ、塔身正面に扉を開いた状態にし、多宝・釈迦の二仏並座の姿を半肉彫りにしました。
屋根上は降棟をあらわし、軒はゆるやかな反りにしました。
安養寺宝塔の相輪は九輪部分が五輪と大変めずらしく、弊社もそれに倣って五輪で制作し、下から覆鉢、請花、五輪、請花、宝珠としました。

本石塔は弊社独自の割(比率)で制作したオリジナル作品です。
安養寺宝塔は非常に形がシンプルということと、欠損していた基礎とのバランスも確認しなければいけなかったため、何度も何度も原寸図を描き直した思い出深い作品です。

DATA

石塔名 宝塔
石種 庵治石中目(香川県産出)
施主宗派 天台宗
サイズ
幅:81cm
奥行き:81cm
高さ:182cm
希望小売価格 ¥11,340,000税込
本体のみの価格となります。〔付属品・字彫り・納骨室(カロート)・外柵・施工費・輸送費等は含みません〕

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